企業理念 『だれでも才能をもっている』
『だれでも才能をもっている』という理念のもと、
「自己実現」をキーワードに、独自のノウハウで社会貢献する企業
お金さえ払えば、欲しいものを手に入れられる。食べたいものを好きなだけ食べられる――。物質的な面だけを見れば、今日の社会はとても豊かで、成熟しているように見えます。しかし、モノに対する欲求が確実に満たされつつある今日、人々は今までになく「自分自身」について深く、真剣に考えています。「これを買いたい」「これを食べたい」ということ以上に、「こんな人間になりたい」「こんな生き方をしたい」ということが、すべての人にとって重要なテーマとなっているのです(みなさんも心のどこかで感じているはずです)。「自己実現」の時代。そう言って良いでしょう。
「自己実現」は、簡単に「夢を叶えること」と言い換えることもできそうです。しかし、表面的な夢(たとえば楽しく遊んで暮らしたい……など)で、人は幸せを感じることはできないでしょう。一人ひとりが「自分にとって本当に価値がある夢(目標)」を思い描き、「自分自身の中の資産」を高めることで夢を叶え、幸せだと感じる。それが私たちの考える、本当の自己実現です。
私たちブレーンバンクは、これまで「四谷学院」という教育の場で、多くの生徒たちの自己実現をお手伝いしてきた企業です(他の学習塾や進学塾とは、かなり違った工夫をしています)。そのベースにあるのが『誰でも才能をもっている』という企業理念です。教育にはその人が本来持っている能力をあらわにするという役割があります。人間が持っている能力のほとんどは、そのままでは使われることなく眠っています。そのような潜在能力を開発するためには優れた教育システムと熱心な先生からの働きかけが不可欠です。私たちはダブル教育という他の予備校にはない教育システムによって生徒たちの本来持っている能力を発揮させ、本人も驚くような大学合格を数多く実現してきました。「行ける大学ではなく、行きたい大学を目指す」、それが四谷学院の教育です。
また、発達障がいの子どもたちやその保護者を支援する学習プログラムの開発や社会人の自己実現を支援する通信講座の開発にもチャレンジしてきました。これらを通じて、私たちは2つのことを強く感じています。1つは「自己実現を支援する場は、確実に世の中に求められている」ということ。そしてもう1つは「自己実現の支援は、私たち自身にとって、とても有意義で気持ちのいい仕事だ」ということです。だからこそ私たちは、これからも間違いなく多くの方々の自己実現を応援する企業であり続けます。
そして、さらにもう1つ。自己実現を支援する私たちだからこそ、他の誰よりも強く願っていることがあります。それは「仕事を通じて、ブレーンバンクで働く人全員に自己実現を果たしてほしい」ということです。それぞれが自らの夢を持ち、考え、工夫し、アイデアをぶつけ合い、自らの中に豊かな資産を築きながら夢を成し遂げていく。そして、その結果が企業全体の成長につながる。それが、21世紀の企業の理想的な姿だと思うのです。「自己実現」というキーワードを何よりも大切にしながら、自らを高めてくれる人を、私たちはお待ちしています。
社名の由来
「ブレーンバンク」という社名は私たちの2つの使命を表しています。
一つは、我々自身が人材育成のプロたる頭脳集団になること。
もう一つは、様々な分野において、社会に貢献し、未来を担っていく頭脳集団を育成することです。
豊かな実りある人生を送ってもらうために、一人ひとりの才能を発掘する。
そのために最も大事にしたいことは、自分が価値ある人間であると実感できるよう『自尊感情を高める』ことです。IQはもとより、EQ(感情の知能指数)、SQ(社会脳)をも高めることが当社の責務であると考えています。
55段階誕生秘話
「誰でも才能を持っている」
四谷学院の創業者植野は、学生時代、高校受験を目指す生徒に勉強を 教えていました。そこでは、わからない生徒には小学生の内容からでもやり直すことを実践しました。生徒ができるところまで戻って教える。できたら、真剣に ほめる。その結果、すべての生徒が第一志望の高校に合格したのです。
このとき、強く思いました。「誰でも」才能をもっている。でもその才能を開花させるには、優れた学習プログラムと優秀な先生が必要だ。
才能開発シリーズ時を経て植野は、「勉強が好きになる教材」の開発に取り組むことになります。1980年のことでした。
東大にヒアリングを導入した鈴木博先生や早稲田大学の入試委員をされていた高瀬禮文先生のご協力を得て、ノングレード(無学年方式)教材が完成しました。この『英語の才能開発』は優良教材として東京都の推薦を受けました。 その後、利用者から「教えてほしい」という声が挙がり、現在の四谷学院の原型となる考え方ができあがっていきます。
まず、得意科目と不得意科目がある生徒の実体に合わせ、クラス授業は科目別にレベルを設定。不得意な科目も一から教えられる体制を整えたこと。
そしてもう一つは、自分ひとりでは復習できない生徒たちのために、クラス授業のあとに問題演習をさせたこと。
この問題演習が55段階の原型です。
先生は生徒一人ひとりの学力にあわせて問題を解かせました。基礎→標準→応用という順番で少しずつ問題を難しくしていきます。無理のない問題から解かせるので、生徒は誰でも「自分もできる」と実感できます。
また、「英単語帳5ページ」「英語の例文を20暗記する」という小さなステップにわけた課題をつくって、できたらハンコを押しました。生徒はハンコ集めを面白がり、「こんなにできるようになった」と達成感を味わうこともできました。
このやり方なら、正しい順番で学習でき、どこができないかがわかります。できないところをできるようにすれば、伸び悩むことがありません。
55段階個別指導開校して2年後には、この学習法に従って勉強した生徒が東大・早稲田・慶應などの難関校に合格。55段階はどんな生徒も学力を伸ばすことのできる学習プログラムでした。
55段階は進化を続けて現在に至ります。
たとえば、解答力を高める指導方法のこと。プロ講師がその場で採点、その場で解説。解答プロセスをチェックできる記述式にこだわりました。これで表現力も 養成します。一人ひとりの弱点を把握して、どんな小さな疑問点も納得いくまで個別に指導。そんな対話型の指導システムとして磨き上げられました。
たとえば、理想的な学習計画を立てる55ナビのこと。行きたい大学に合格す るためには、いつまでに、何を、どれだけ勉強すれば良いのか。志望校の受験科目や自分の得意・不得意もトータルに分析して、学習のペース配分を明確に示し ます。合格への最短距離を示すものとして活躍しています。
「できない」のは、才能がないからではなく、能力を引き出す正しい勉強法で学習していないから。誰でも才能を持っている、これが昔から変わらない四谷学院の理念です。
だから、これまでも、そしてこれからも成績の良い生徒を無料にする特待生制 度はありません。あくまでも学習システム自体の良さで結果をだす予備校であることにこだわります。四谷学院を利用することで、一人でも多くの方がご自身の 持っている能力を100%開花させ、志望校合格を達成されることをお祈りしています。
55段階(R)は四谷学院の登録商標です。その学習システムは特許庁に出願済みです。ニセモノにご注意ください。