講師インタビュー Part1
“先生”の仕事に憧れて塾講師に。四谷学院は受付の人とのコミュニケーションが密で、模擬授業などの研修もしっかりしているし、安心して授業に臨むことができました。“自分の言葉で話す”ことは就職活動や社会に出た後もきっと役に立つのではないかと思います。
――塾講師になろうと思ったきっかけは何ですか?
以前から高校の先輩に、“大学受験で勉強した知識を使わないともったいないよ”と言われていて、確かにそうだなと。せっかくなら身に着けた知識を活かして、塾講師をしようと思いました。あとは中高生の頃、友達に勉強を教えた時に“全然わからなかったのにできた!”と喜んでもらったのが嬉しかった記憶があったのと、今まで学校や予備校で、自分が難しいと思っていたことが、先生に教わることで“こんなに簡単に!”と感動したことがたくさんあって、“先生”の仕事に憧れや興味も持っていたので自然な流れで。
――塾講師になろうと思ったとき、数ある塾の中から「四谷学院」を選んだ理由は何ですか?
塾講師をしようと思ったときに、実はあまり自分が通っていた予備校でやろうと思えなかったんですよね(笑)。すごく誘われたんですけど。そんな時に、先に四谷で講師として働いていた、高校の時の友人から“橋本さんもやらない?”って誘われたんです。受付の人とのコミュニケーションがすごく密って聞いていて、自分が通っていた予備校とかは見ていて全然そんな感じではなかったので、良さそうだなと思いました。生徒や授業のことなどを相談しやすそうだなと。実際に働き始めてみて、受付の先生には生徒への接し方や指導の仕方で困ったときに、本当によく相談させてもらっています。
――大学生活と塾講師の仕事を合わせた1週間のスケジュールを教えてください。
月 9:00~16:10大学 18:30帰宅
火 10:40~14:30大学 17:00帰宅 18:30~個別授業
水・金 9:00~16:10大学 18:30帰宅 19:55~個別授業
木 9:00~12:10大学
土日に自分の大学の課題をやるのと合わせて、授業準備(予習や小テスト作成)をしています。大学が遠いので、サークル等はやっていません。
――指導する上でどんなことに気をつけていますか?
“このレベルはわかっていてほしいな”と思うことができていなくても、絶対にそれは出さないようにしていますね。まずは“これは少し難しいよね”と一旦共感してから、教えています。また先生だからといって壁を作ってほしくないので、生徒と仲良くなるようにしています。女の子だったら“筆箱変えた?可愛い!”とか“髪切ったね!似合う!”とか変化に気づいて言ってあげたり、男の子なら眠そうにしてる時に“今日体育あったの?”“持久走で…”“私もやったなー。疲れるよね”とか何でもないようなことを話したり。
あとは生徒にとって難しいことを教えるときは、具体例を出す、図式化する、生徒がイメージしやすいものに例える、ということを心掛けています。先日、古文の文学史を教えたときは、“『枕草子』はエッセイで、今で言うならブログを書いたり、Twitterでつぶやいているような感じ”っていうように例えたりしました。英語も図を描いて、用法の違いを説明すると、生徒の反応が良いですね。
――指導していて、どんなところでやりがいを感じますか?
やっぱり生徒が今までできなかったことができるようになったり、“テストの点数が上がった!”と報告してくれたりするとやりがいを感じます。あとは“学校では全然わからなかったのに、なるほどーってなった”と言われたり、全然学校の宿題もやってない、勉強嫌いだったような子が、私が作る小テストに向けてしっかり勉強してきてくれるようになった時も嬉しいです。実際、以前担当していた、高3なのに“家で動画ばっかり観てる”なんて言っていた子が、“今日ここに来るまでの電車の中でもずっと単語やってたで!”とか報告してくれるようになって、ちゃんと志望校にも合格したのは嬉しかったですね。
――塾講師になって自分が成長したと感じられたことを教えてください。
大学ではプレゼンや発表をする機会が多いのですが、話したいことを簡潔にまとめたり、指定された時間でぴったり話すことができるようになってきたと感じます。また自分の友達にはいないようなタイプの生徒を担当することもあるので、どういう話題を振ったら距離を縮められるかをすごく考えるようになって、初対面でもいろんなタイプの人と話せるようになったと思います。
――塾講師に興味を持っている方たちにメッセージをお願いします。
塾講師をやってみようかなと思う人って、自分も頑張って勉強してきた経験や、先生に教えてもらって“できるようになった!”と感動したことがあったり、一人や二人は憧れの先生がいるっていう人だと思うんです。そういった経験を後輩たちにもしてもらいたいし、そのお手伝いができる仕事だと思うので、やっていて良かったなと思います。最初はうまく話せるか、教えられるか不安だと思いますが、四谷は模擬授業などの研修もしっかりしているし、安心して授業に臨むことができました。また授業ではたくさん“自分の言葉で話す”ことになるので、それは就職活動や社会に出た後もきっと役に立つのではないかと思っています。とにかくやって損はないので、ぜひ挑戦してみてください!