ロジカルシンキングだけでは通用しない?「とりあえずやってみる」
公開日:2017/07/19
最終更新日:2017/11/02
こんにちは。四谷学院の奥野です。
前回の記事でロジカルシンキングの重要性と論理的に物事を伝える際のポイントについてお話ししました。
以前の記事「ロジカルシンキングへの道」はこちら
就活に必須ですと言いながら大変申し訳ないのですが、実はロジカルシンキングには1つ問題があります。
今日はそのロジカルシンキングの問題点についてお話ししていきます。
目次
ロジカルシンキングの問題点
論理的に物事を伝えるためには、以下のポイントが重要だとお伝えしましたよね。
- ・因果関係を明確にする
- ・結論から短くシンプルに伝える
- ・数字や事実を意識する
- ・相手に伝わる言葉を使う
そして、こういったポイントを意識しつつトレーニングを積み重ね、ロジカルシンキングできるようになりましょう。とも言いました。
これ自体は何も間違っていません。
ですが、問題なのは、論理性を追い求めるべき時とそうでない時があるということなのです。
つまり、ロジカルシンキングするべき時とロジカルシンキングしてはいけない時が存在します。
ロジカルシンキングすべきでない時
みなさんも思い出してみましょう。
何から始めていいか、まったくわからない。
何が正解で、何が間違っているかすらわからない。
面接を受けても、これといった手ごたえもなく落とされる。
落とされた理由すら教えてもらえない。
何がいけなかったんだろう、何ができたんだろう
その時の面接を振り返ってみても、特に具体的な解決策も思い浮かばない。
何をしたら良いか分からない、今までやったことのないことを始める。
まさにこういう時こそロジカルシンキングすべきでない時です。
とりあえずやってみよう!
では、そういう時みなさんはどうしましたか?どう乗り越えますか?
「とりあえず」関連する書籍を読んで「みる」
「とりあえず」誰かに聞いて「みる」
「とりあえず」チャレンジして「みる」
重要なのは、「とりあえずやってみる」です。
論理的に考えても答えが出ない時、あるいはその考え方すらわからない時はたくさんあります。
それは、みなさんのしている就職活動だけでなく、就職してからの仕事においても同じことです。
そういう時こそ、ロジカルシンキングではなく、「とりあえずやってみる」という行動力が非常に重要になるのです。
ロジカルシンキングではなく、言うなれば「Without Thinking」
ブレーンバンクでは、入社後の研修で、この「Without Thinking」の理念を教わります。
みなさんも困ったときは、「とりあえずやってみましょう」
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