採用担当者が教える!グループディスカッション攻略法Part2
公開日:2017/07/30
最終更新日:2017/11/02
こんにちは。
四谷学院の奥野です。
就職活動をしていればわかると思うのですが、就活における選考にはさまざまな迷信のようなものがあります。
面接でこう発言したら採用確定
グループディスカッションでも同じで、例えば議論の取りまとめ役、いわゆる司会のポジションを担当したら通るというものもあります。
(ちなみにその逆の説、司会をやると落ちるというのもあるらしいですよ)
今日はグループディスカッションにおける役割についてお話ししていこうと思います。
目次
役割にはどんなものがある?
そもそもグループディスカッションの役割にはどういったものがあるのでしょうか。
選考によって、明確に決められている場合もあれば、決められていない場合もあるので、およその役割分担を紹介します。
方向性を決めたり、議論を取りまとめたり、メンバー全員がしっかり参加できるように気を配る役割ですね。
いわゆる「回す」人です。
●書記
長めのディスカッションの場合は特に、議論の内容は記録をしておかないと、あとで議論の結果を発表する際に非常に苦労します。
自分で記録している分、1番議論の流れを把握しやすい役割でもあります。
●タイムキーパー
会の進行具合と経過時間を把握していきます。他の役割と兼任する場合が多いかもしれません。
●発表者
議論で出た結果を最後に発表する役割です。
人前で堂々と話せる人が良いですね。
司会と兼任することが多いでしょう。
役割がない場合は?
4つの役割を紹介しましたが、この役割に属さない参加者も当然います。
ですが、役割に属さないからといって、不採用になるわけではないので安心してください。
以前も紹介しましたが、グループディスカッションで企業が見ているのは、「集団の中での個人の力量」です。
グループディスカッション攻略法Part.1の記事はこちら!
役割がなくても議論には参加できますし、チームに貢献できます。
「司会やりたかったのに横の人に取られた!」などと落ち込んでいるくらいなら、きちっと切り替えてそれ以外の貢献の仕方を考えましょう。
どの役割が正解?
さて、では冒頭で紹介した迷信について触れておきましょう。
結論から言えば、グループディスカッションの役割における正解はありません。
当たり前といえば当たり前ですね。
強いて言うなら、自分がやりやすい役割をやるのが正解でしょうか。
司会が苦手な人が司会にこだわっても、まったく良いことはありません。
議論が活発にならず、ただ他の人の足を引っ張るだけで、チームへの貢献はゼロどころかマイナスになってしみ、次の選考に進むことは難しいでしょう。
自分がやりたい役割にこだわるのではなく、何がチームのために最適かを考えましょう。
自分より司会が得意な人がいれば、そこはチームのために役割を譲る。
そして、自分がその中でできる最大の貢献を考えるのが正解といえます。
役割は分かれてはいるものの、どれが正解とかではなく、やはり本質は集団の中での個人の力量にかかっているわけですね。
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