採用担当者が教える!圧迫面接のコツ
公開日:2017/08/07
最終更新日:2017/11/02
みなさんこんにちは。四谷学院の奥野です。
就活生のみなさんが怯えるものの1つに、「圧迫面接」というものがありますよね。
普段の面接とは違い、面接官の応対が非常に高圧的で、就活生のメンタルをひたすら削ってくるような面接で、出来れば避けたいものです。
圧迫面接をしてくるかどうかは企業や業界によっても異なりますが、みなさんは「いつ自分がその犠牲になるか」にビクビクしていませんか?
今日はそんな圧迫面接についてお話ししていこうと思います。
目次
必要以上におびえる必要はない
まずみなさんがイメージしている圧迫面接とはどんなものですか?
おそらく
- 面接官の態度が悪い
(あくびをする、足を組む、腕組みしている、頬杖をついているなど) - 興味がなさそう
(電話し始める、別の作業を始める、隣の面接官と話し始めるなど) - 発言の否定
(つまらない、それは違う、他にないの?など)
というものですよね。
読んでるだけで胃がキリキリしてきますね。
ではここで考えてほしいことが1つ。
上記であげたような項目に近いものが少しでもあれば、それは圧迫面接なのでしょうか。
たった一度、「でも」と言われただけでそれは圧迫面接ですか?
それを圧迫と受け取るか受け取らないかは、みなさん次第ですし、圧迫する気があるかどうかは採用担当者次第ですよね。
つまり、どの面接が圧迫面接かという決まりはなく、みなさんはとにかく必要以上に怯えすぎないことが大切なのです。
圧迫面接で見られているのは
以前の記事で、就活の選考では「相手の見たいポイントを考える」ことが重要だと紹介しました。
「就職活動にマニュアルはない」の記事はこちら!
では、採用担当者は、圧迫することでみなさんの何を見たいのでしょう。
「ストレス耐性」ですね。
高圧的や否定的、理不尽な言動に対して「耐えられるかどうか」を企業は見ています。
社会人になると、そういったストレスに出会う可能性は大学生の頃と比べられないほど高くなりますからね。
ですが、ストレス耐性だけではありません。
同時に「発想の転換が出来るかどうか」も試されているのです。
面接官に「でも」と切り返されたとき、ひたすらアタフタし始めて、しどろもどろの回答になって余計に焦る人が大半だと思います。
しかし重要なのはその「でも」とうい面接官に対して、発想を切り替えてさらに言葉を返すことです。
そこで屈してはいけません。
自分が圧迫されていることに気づいた時こそ、冷静になってみましょう。
圧迫してくる企業とは
冷静になるとさらに面白いことが見えてきます。
選考において理不尽に圧迫してくる企業というのは、「圧迫に耐えられる新卒を求めている」企業です。
ですが、それは同時に、自らの企業の労働環境はこの程度の理不尽さはあるよと言っているのと同じことなのです。
「このくらいの圧迫に耐えられる新卒が欲しい」=「普段からこんなにストレスのかかる会社なんです」ということですね。
みなさんは企業から選ばれる立場でありながら、同時に企業を選ぶ立場でもあります。
不快な圧迫をしてくる企業をあなたが選ぶ必要はまったくないということです。
入社前にわかってよかった、と思えば、気が楽になりませんか?
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