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ブレーンバンク内定者日記⑥ ~あいさつと身だしなみ~

  公開日:2018/02/01

こんにちは。四谷学院の奥野です。
前回までにマナー・マニュアル・おもてなしに関する研修についてお話ししていきましたね。
ブレーンバンクの内定者研修「マナー研修」とは? ブレーンバンクの考える「マニュアル」と「おもてなし」

2つの記事に分けてお話ししましたが、このマナー・マニュアル・おもてなしの研修は全てを1回にまとめて内定者に向けて実施しています。
ただ、実は、その研修の中で一番大切なことをまだ紹介していません。
今回は、その最重要項目についてお話ししていきます。

目次

最重要なのは「挨拶」

「この研修の中で何が一番大事か一つだけあげるとしたら、それは挨拶です」
研修の担当者は毎年内定者たちにこう伝えています。
まず絶対に覚えて帰ってもらいたいこと、それが挨拶。
コミュニケーションの基本であり、挨拶にその人の人間性が表れます。

なんだ、挨拶なんて、誰でもできるじゃん。
アルバイトの時でも普通にしているよ。就活してるなら出来て当然。
と思うかもしれませんが、この挨拶にはポイントが7つほどあります。(7つも!)

①明るく元気にハキハキと・大きな声で・相手の目を見て
②笑顔は口角を上げて、歯を出す。最初は不自然でもつくり笑顔でも構わない
③背筋を伸ばして、姿勢よく
④忙しくても常に周囲に気を配り、手元だけに集中させることがないようにする
⑤同期・後輩であっても挨拶や感謝、お詫びの言葉はおろそかにしない
⑥(時と場合に応じて)きちんと立って挨拶・応対をする
⑦名前を呼ばれたり、依頼を受けたり、確認を求められたら、「はい!」と返事をする

四谷学院では、毎日たくさんの人の顔を見ます。
生徒・来校者・保護者・スタッフ、必然的にその一人ひとりに挨拶をすることになります。
「おはようございます」
「こんにちは」
「お疲れ様」
特に生徒に関しては、毎日顔を合わせていると名前も覚え、呼べるようになります。
初日から全員覚えてくださいなんて無茶は言いません。ですが、名前を呼ばれると生徒も実は嬉しいんです。

ただ、人間誰しも仕事をしていると疲れてくる時があります。
疲れてくると、挨拶が疎かになりがちです。
気だるそうに挨拶したり、目も合わせず「こんにちは~」と言われても、嬉しくないですよね。
疲れた時こそ、7つのポイントを明確に意識しておきましょう。

相手の印象に残るために

誰の対応をするときでもそうですが、コミュニケーションをとる中で「この人やだな」とマイナスな印象を抱かれるよりも、「この人また会いたいな」とプラスな印象を残したいですよね。
「安心感」
「信頼感」
「清潔感」
この3つがブレーンバンクの社員のキーワードになっています。

ところで、心理学用語で「初頭効果と新近効果」というフレーズを耳にしたことがあるでしょうか?(親近ではないので注意)

例えば・・・
今から10個の英単語を言っていきますので、10個全部覚えてください。
「student」「parent」「family」「image」・・・・・・「movie」「phone」「hero」
このように10個の英単語を聞きながら覚えようとしたとき、10個全て暗記するのはなかなか難しいですよね。
ですが、実験をした際に、他と比べて正答率が高い単語があります。
それは、最初の単語と最後の単語です。10個覚えようとして、7番目や8番目だけ覚えているという人は多くありません。
大半の人は最初と最後が記憶に残っています。

今は英単語の例をあげましたが、これは人の印象でも同じことです。
つまり、最初の第一印象と最後の印象が相手に強く残るということです。
最初が肝心。終わりよければ全てよし。と言われるのは、それが理由です。

印象って何で変わる?

印象の重要性は分かったと思うのですが、ではその印象って何で変わるのでしょうか?

実はこれも心理学で「メラビアンの法則」というものがあります。
人の印象を左右するものは、
話法・内容が7%、表情・服装・雰囲気が55%、声・明るさが38%なんです。
つまり、話す内容よりも、表情・服装・雰囲気(つまりは見た目)が圧倒的に印象に影響を与えるということです。
マーケティングの分野でも知られており、顧客が商品を購入する際に重視するのが、見た目なんです。
だからこそ、ブレーンバンクの社員は身だしなみに気を遣っています。
生徒からすれば我々は「先生」でもあります。
保護者の方とお話しする機会もあります。
教育業界という業界に合った身だしなみを心がける必要があるのです。

挨拶と身だしなみ。
社会人として当たり前のように見えますが、意外と奥が深いものです。
みなさんもぜひ、気をつけてみましょう。

 

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