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就職活動にマニュアルはない

  公開日:2017/07/22
最終更新日:2017/11/02

みなさんこんにちは。
四谷学院の奥野です。

就職活動を始めると、「就活」「面接」などのキーワードに非常に敏感になりますよね。
書店に行くと就活コーナーのようなものまであり、そこにはいろいろな書籍が並んでいます。

「面接必勝パターン」
「グループディスカッション完全攻略」
「絶対に落とされないエントリーシートの書き方」

似たような文言を見たことがある人が多いのではないでしょうか。

目次

正解はない

結論から先に言えば、就職活動の選考において正解はありません。

そもそも、これさえクリアしてれば大丈夫などという基準があったら、だれも就活で苦労しません。
私たちブレーンバンクでは普段から受験生と接する機会が多いですが、受験においてもまったく同じことで、正解なんか最初から無いのです。

就活コーナーに並んでいる書籍も、受験勉強をサポートする参考書と同じです。
一冊カンペキにすれば絶対内定なんていうマジックはありません。

参考にするだけ

マジックは起こりませんが、もちろん参考にはなります。
就活コーナーの指南書に載っているアドバイスは、過去にそれを実行して内定を獲得した人がいるから、載せられているのです。
就活体験記のようなものですね。
選考に備えてどういう準備や対策をしておいた方が良いのか、その方向性を知るには有益な情報が載っています。

さらに重要なこと

就活生のみなさんは、そういった書籍を参考にするのは非常に得意なはずです。
書籍だけでなく、インターネットも使えば、情報は無限に見つかりますよね。

ですが、1番重要なことを見逃す就活生が多いのもまた事実です。

それは、「相手の見たいポイントを考える」ということです。
「相手」というのは、みなさん就活生にとっての相手、つまり私たち採用担当者(企業)側です。
みなさんは、就職活動の選考=「自分をアピールする場」と考えていませんか?
間違ってはいないのですが、それだけを考えていると、必死に自分を売り込もうとする自分本位なアピールにしかなりません。
「この人、空回ってるな」と思われて終わりです。

そうではありません。
就職活動の選考=「相手と自分のマッチングを確かめる場」なのです。
そしてマッチングを確かめるためには、相手が何を知りたいのかをきちんと考えないといけません。

選考と一言でまとめましたが、いろいろな形式の選考があります。
選考によって「相手の見たいポイント」も変わってくるので、そこを常に意識するようにしましょう。

 

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