教育業界の求人先から一目置かれる履歴書とは?
公開日:2017/07/03
最終更新日:2017/11/02
四谷学院、採用担当の原田です。
就職活動では、必ず準備する「履歴書」。
これまでに数多くの履歴書を見てきた採用担当者が、
「これぞ!」と思う履歴書のポイントについて、解説します。
目次
見た目が9割?
これまで20年ちょっと、万単位の履歴書を見続けてきました。
履歴書は、自分をアピールできる大事な書類です。
それにもかかわらず、
「履歴書を軽く見ている」
と感じます。
履歴書の写真
「別人?と思うくらい修正した」
そんな話も聞くほどですが、実は、その逆も多いのです。
履歴書に貼ってある写真よりも、実物の方が断然良いケースがあります。
これは、非常にもったいないですよね。
「実物と同じくらいよい写真」を貼るべきです。
くり返しますが、
履歴書は、自分をアピールできる大事な書類なのですから。
2005年ベストセラーになった『人は見た目が9割』という本に
メラビアンの法則が紹介されています。
※この本では、視覚情報と聴覚情報もまとめて9割と言っています。
● 55%が見た目、表情、しぐさ、視線などの視覚情報
● 38%が声のトーン、話す速さ、声の大きさなどの聴覚情報
● 残りの7%が言葉そのものの意味、話す内容などの言語情報
人は一瞬で相手のことを判断しています。
残念ながら、私にはその人の中身を一瞬で判断することはできません。
多くの人の場合、見た目で判断します。
しかも、この一瞬の判断を絶対にバカにしてはいけないのです。
出会い3秒
昔々、まだ人間が自然界の様々な脅威にさらされていて
いつ何に襲われるかわからないという時代は
瞬時に敵か味方かを判断しなければならない状況にありました。
そこでその判断をしていたのが「古い脳」です。
時代は変わり、そのような緊張の中に生きる必要がなくなってくると
「新しい脳」を使ってじっくり考えるようになります。
「新しい脳」とは前頭葉のこと。
現在、私たちは「新しい脳」を使って判断しています。
「古い脳」もなくなったわけではありません。
好き嫌いとか敵味方といった判断を、一瞬のうちにしています。
教育という仕事は、人と人との信頼関係を築くことが不可欠です。
その信頼関係を築くためには、この人は自分の味方だと思ってもらえるかどうかがカギを握ります。
一瞬のうちに味方だと思ってもらえる「見た目」は
非常に大切なのです。
意識を変えること
自分をアピールできる大事な書類である履歴書。
その履歴書に、どんな写真を貼るのか?というのは、大問題です。
もしも「見た目」についての意識が高い人であれば、
いつもの自分よりもさえない表情の写真を
大事な履歴書に貼るのはとても抵抗があることでしょう。
履歴書を見たときに、とても感じの良い写真を貼ってあれば、
「見た目を意識できている方なんだな」
「きっとうちのファンをつくってくれる方だな」
と感じます。
私たち四谷学院では、「春風を残す対応」を合言葉に仕事をしています。
感じの良い対応をしたいとお考えの方であれば、価値観が合っていると思います。
全国13の都道府県、26校舎で受付スタッフを募集していますので、
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