先輩の話を聞く!就職活動をした経験談・体験談を自分の就活に生かすには?
公開日:2024/11/28
こんにちは、ブレーンバンクの田中です。
就職活動に取り組む中で「昨年、就職活動をした先輩」から話を聞くことはとても有用である、とよく耳にするかと思います。
ゼミやサークルの先輩の成功した話や失敗談などを聞く中で、就活で行き詰まりを感じていたときの突破口になることもあります。
自分の中にない視点を得ることは非常に有効ですね。
では、そんな先輩の経験ですが、話を聞くときに気を付けるべきポイントがありますので、詳しく見ていきましょう。
目次
一般化して聞いてみよう
先輩に話を聞いてはいるけれど、全然参考にならないなあと感じている人も多いと思います。
成績優秀な人の話は聞いても仕方がない、志望業界が違うので自分には当てはまらない…などなど。
確かに、就職活動の話もいろいろ聞いても、個人差がありすぎて学びにつながらないと感じることもあるでしょう。
しかし、考えてみてください。
書店のビジネス書コーナーに行くと色々な本が並んでいますよね?
スティーブ・ジョブズの仕事の仕方、松下幸之助の経営哲学、無印良品やユニクロのノウハウ本などなど・・・
読者は、スティーブ・ジョブスではないし、経営の神様でもありません。
読者は、必ずしも無印良品やユニクロと同じ業界でもないはずです。
でもこうしたビジネス書はたくさんあり、実際とても参考になります。
ポイントは「一般化」です。
もしこれを自分に当てはめてみたら…?
この業界と共通点は…?
このように一般化して考えることで学べるはずのことが多く見つかるはずです。
質問の仕方を変えてみよう
もう1つ、話を聞くときのポイントは、ずばり「質問の仕方」です。
漠然と「就活ってどうでしたか?」と聞いても、自分が欲しい答えが返ってくることは難しいと思います。
例えば…あるスポーツの選手のインタビュー記事。インタビュアーによっても全く違ってきますよね。
「今日は調子が良かったですね!」
「そうですね、ハイ、よかったです」
これで終わってしまうと、ファンは満足できません。
インタビュアーがこんな風に質問したらどうでしょうか?
「今日は調子が良かったですが、何かいつもと違いましたか?」
「そうですね。(ちょっと考える)・・・Aが良かったのかもしれません。」
新しい情報「A」を引き出すことができました。
さらに「A」についての突っ込んだ質問もできそうです。
・・・
これは簡単な例ですが、自分が聞きたいことを意識できれば、質問の際にそれをきちんと伝えることがとても重要です。
「なにをやった?」「どんなふうにやった?」「なぜ?」
質問の順番を工夫
また、実際の活動や思考を追うような順番で質問をするのも1つのコツと言えるでしょう。
2何から活動し始めたのか
3どんなふうに絞ったか/どんなふうに広げたか【企業研究】
4なぜそこの決めたのか【内定】
失敗談を聞いてみよう
参考にしたい経験と言うと、どうしても「成功体験」について質問しがちになるでしょう。
いわゆるビジネス書の著者はみんな成功者です。成功体験談を聞いて自分も!!と思うわけですよね。
しかし、せっかくゼミやサークルの先輩、身近な先輩なので、遠慮せずに「失敗体験」も質問してみましょう。
どんな失敗をしてしまって、どんなふうに克服したか(克服できなかったか)などなど。
「敗軍の将は、兵を語らず」とは言うものの、そこはぜひとも語ってもらいましょう。
長い就職活動の中、一度もへこたれず、失敗せずに、進んできた先輩は少ないはずです。
はたから見たら順風満帆であっても、人知れず悩んだり迷ったりしているケースも少なくありません。
「実はね…」というお話が聞けたらそれはとても価値あるモノです。
まとめ
先輩の経験談を聞くときに気を付けるべきポイントについてお話をしました。
これはビジネス関連の本を読むときにも、役に立つこともあると思います。
逆に、評価の高いビジネス関連本の目次や見出しを参考にして、先輩方に質問してみるというのも有効かもしれませんね。
せっかくの貴重な時間なので、ぜひあなたの就活に生かしていただければと思います。
前の記事 » ブレーンバンクのインターンシップ・プログラム!人気のプログラムのご紹介
次の記事 »