就活生必見!ロジカルシンキングへの道
公開日:2017/07/15
最終更新日:2017/11/02
こんにちは。四谷学院の奥野です。
みなさんは、「ロジカルシンキング」という言葉は聞いたことがありますか?
日本語に訳せば「論理的思考」です。
書店などでも「ロジカルシンキング」、「論理的思考」というフレーズがタイトルに含まれた書籍が就活やビジネス書のコーナーにたくさん並んでいます。
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
今日はそんなロジカルシンキングについてお話ししていきます。
目次
ロジカルシンキングとは
ロジカルシンキング、論理的思考という表現は、いかにも「できる」社会人っぽくて、かっこいいフレーズですよね。
ですが、そもそもこのロジカルシンキングとは、いったい何のことなのでしょうか。
ロジカルシンキング?
論理的思考なんだから、とにかく論理的に考えれば良いのでは?
ですが、仕事において、戦略的に論理的に考え抜くことは、毎日のように求められてきます。
仕事は待ってくれません。
考えられなければ、置いていかれるだけです。
就活でも当然重視される
この論理性というのは、採用段階でも重視されるものです。
論理的に自分のことを説明できない人が、面接を通過できると思いますか?
「あぁ、この人は会社に入っても感覚的な報告しかできないんだな」と思われてしまいますよね。
グループディスカッションでも同じです。
「周りが論理的に議論を進めているのに、一人だけ見当違いで感情的な意見言ってるな」と捉えられてしまいます。
論理的に伝えられるか伝えられないかは、内定に直結すると考えましょう。
ロジカルシンキングのトレーニング
今すぐにロジカルシンキングを出来るようになろう。
というのはさすがに難しいので、今のうちから徐々にトレーニングしておくことをお勧めします。
ロジカルシンキングのトレーニングは非常にシンプルです。
それは、「相手に論理的に伝える練習」を繰り返すことです。
相手に論理的に何かを伝えるという経験を繰り返していると、論理的に考える筋道がつかめてきます。
そしてそれを仕事の中で応用できるようになれば、それはもう立派なロジカルシンキングです。
論理的に伝える際のポイントがあるので、それを押さえて練習してみましょう。
このポイントさえ押さえておけば、少なくとも論理性を求める相手のニーズに応えることができます。
相手に伝えたい内容を仮にAとしましょう。
採用面接の際の自己PR、志望理由、過去の経験談、なんでも構いません。
- 因果関係を明確にする
- 結論から短くシンプルに伝える
- 数字や事実を意識する
- 相手に伝わる言葉を使う
Aの原因やきっかけ(仮にBとおく)を考え、それを伝えられるようにしましょう。
時系列に沿ってBから話し始めるのではなく、Aをまず伝えてから、長くならないようにBを伝えましょう。
Bに関しては、自分の憶測、世間の噂などの曖昧なものは取り除き、明確な数字やじっさいに起きた出来事(事実)を基に伝えましょう。
AもBも、自分だけにしか伝わらない言葉や専門用語を使ってしまっては、まったく相手に伝わりません。
相手に伝わる言葉に言い換えるよう意識してください。
いかがでしょうか。
これらを踏まえて話すと、必然的にAの内容が論理的になり、相手に伝わりやすくなります。
就職活動前に練習してみて、就職活動で実践できるようになれば、社会人になる頃にはロジカルシンキングできる新卒になること間違いなしです。
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