面接対策!必ず聞かれる質問「あなたの短所はなんですか?」の答え方
公開日:2017/06/29
最終更新日:2017/11/02
四谷学院、採用担当の原田です。
面接の場面で必ず聞かれる長所と短所。
「長所はうまくアピールできるけど、短所っていったいどう答えればいいの?」
「本当のことをいったら、減点されてしまうだろうし・・・」
などと、困っている方も多いかもしれませんね。
ですが、完璧な人間などいません。
面接官の本音をお話しましょう。
目次
本当の短所を語ろう
聞いていて、短所とも思えないようなことを挙げられると、
逆に私はとても不安になり採用の判断を下せません。
なぜなら、その人の最低ラインを把握できないからです。
面接官は完璧な人探しをしようなどと思ってはいません。
そんな人がいないのは、過去の経験上、重々承知しているのです。
では逆に何が怖いかというと・・・
自分が把握していない弱点がある方が怖いんです。
短所を言うのは採用面接でマイナスになると考えていた人は、
この瞬間に考え方を変えると良いと思います。
本当の短所を言わない方が実はマイナスになる
これが面接の実態です。
短所は長所の裏返し
短所は必ずマイナスかというとそうでもありません。
同時に、長所が必ず長所かというとそうでもない。
短所は長所の裏返しとも言えます。
採用担当者が長所と短所を確認するのは、
「この質問によって、その人の特徴を知りたいから」なのです。
3つの事前準備
面接で必ず聞かれる質問
「あなたの短所はなんですか?」
という質問に対する事前準備として、やっておきたいことは3つです。
- 10個以上リスト化する
- なぜそれを短所と感じたのか、根拠となるエピソードを考える
- 面接場面で3つ答えるとしたら何にするかを決める
なかでも、2つ目の根拠となるエピソードを考えるがとても大事。
自分の短所、つまり弱点に気づくのは成長のために不可欠な能力です。
短所を自覚している=自分で言えるのは強みになるんです。
弱点を自覚したエピソードがクリアであればあるほど、
本人にとって「二度と同じ失敗はしないぞ」「ここは絶対に改善しなきゃ」
と心に刻んだであろうと思えます。
その決意とともに、弱点を自覚してどんな方法や考え方で克服していこうとしているかを伝えてください。
そうすれば、短所をプラスにアピールすることができますよ。
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